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K159 レビ記、民数記、申命記

K159 レビ記、民数記、申命記

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レビ記

 レビ記の書はユダヤ人の子供が学ぶ最初の書であったにもかかわらず、クリスチャンが聖書の中で学ぶ、往々にして最後の書の一つです。今日の読者はこの書にある食事規定やいけにえとささげ物、社会的行動規範に関する律法の一連の記載にしばしば閉口します。しかし、これらの非常に綿密な指令の中にも、私たちは神の聖さ、特有性、特異性や差異、純然たる「相違」を発見するのです。また私たちは、いかに罪が人類の、創造主との関係を破壊するかを知ります。

 神がいけにえ制度を制定されたのは、ご自身の契約の民が礼拝を通して、神との交わりを楽しむためでした。これはまた、悔い改めと刷新をも、もたらしました。イスラエル人の礼拝者が、いけにえの動物にその手を置いた時、彼は自身の身代わりとしての動物と自分とを同一化しました。これはいけにえの動物に、その罪が象徴的に移行されるという、また有罪判決が法的に移行されるというわざを成し遂げました。神はそうして、いけにえをほふる発端となった特定の罪のための身代わりの代価として、動物の屠殺を受け入れたのでした。

 モーセがレビ記を書いた何百年もあと、イエスは聖く完全な、究極のいけにえとして、ただ一度だけご自身をささげに来られ、それにより律法を全うされ、のちの動物のいけにえを不要に、また無効にされたのでした。

 

民数記

 民数記は、読者を非常に詳細に描写された荒野を通る、長く、曲がりくねった道へといざないます。この書は十二部族すべての人口調査の結果を一回ではなく、二回も記録し、契約の箱と幕屋の取り扱い方に関する祭司たちへの指示を詳細に記録し、また十二部族が宿営した時の部族ごとの配置も説明しています。しかし、これらのすべてのことを通しても、私たちはイスラエルの国民に対する神の変わることのない確かな導きを疑うことはできません。

 ずっと昔にイスラエル人に約束された地にまだ定着していないイスラエルの国民の歴史の記録として、この書は、のちに聖書において時折引用された重要な出来事の数々を解説しています。十二人の斥候たちの中でヨシュアとカレブだけが約束の地を所有するようにとイスラエルの民を励まし(民13章、14章、ヨシュア14:7)、モーセは岩を打ち、水がわき出(民20:11、詩篇106:32)、信じるイスラエル人たちが蛇のかみ傷から癒されるよう、モーセは青銅の蛇を持ち上げ(民21:6~9、ヨハネ3:14)、またバラムは彼が飼っていた ろばから叱責されたこと(民22:21、34、黙2:14)等がそうです。

申命記

 モーセは少なくとも12回、彼が授かったことばを「イスラエルのすべての民(イスラエルのすべての人々・すべてのイスラエル人・イスラエルのすべて) all Israel」に伝えました。この言葉は、シナイ山にて神と結んだ契約によって開始され、そして荒野でつちかわれ、形成されていった国民の結束・統一性や同一性を強調していました。広く蔓延していた多神教の中で、イスラエルは彼らが唯一の神「ヤーウェ」を礼拝していたことにおいて他民族と一線を画していました。彼らの神は、唯一無二の神でした。彼らを取り囲んでいた国々のすべての「神々」の中にあって、神のようなお方はおられませんでした。申命記6:4は、今日においてもユダヤ教の土台を成す信仰告白であるシェマーShema  (「聞け!」の意。「聞きなさい。イスラエル」で始まる、神の絶対唯一性に対するユダヤ教の信仰告白。毎日朝夕の祈りで唱えられる。申6:4~9。典礼儀式ではこれに申11:13~21、民15:37~41が加えられる)  において、この信仰を成文化しています。「聞きなさい。イスラエル! (ヤーウェ)は私たちの神。(ヤーウェ)はただひとりである!」

 申命記はまた、十戒や、出エジプト記およびレビ記において授けられた他の多くの律法を再び明記しています。この書はイスラエルの民に、約束の地でどのようにして祝福された人生を生きるのか、神の訓戒を告げ知らせました。27章と28章には従順から来る祝福と、不従順から来るのろいを具体的に記しています。

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